カーテンは部屋の印象を大きく左右する
「部屋の印象を決めるものはなに?」という質問に対して、ソファやベッドなどと答える人もいるかもしれません。もちろん、それらの家具も大切ではあるのですが、それ以上に大きな影響を持つものがあるのです。それがカーテンです。というのも、部屋の印象というのは、一般的には面積が大きいものに左右されやすいものであり、そして、部屋の中で面積が大きいものとは、壁や床に次いでカーテンであることも多いからです。どんなにオシャレな家具をそろえたとしても、カーテンがその雰囲気にそぐわないものであれば、一気に部屋の印象がちぐはぐなものになってしまいます。自分の理想とする部屋のイメージがあるなら、カーテンは決して疎かにできないアイテムと言えるでしょう。
カーテンは快適な部屋作りにも貢献する
カーテンは部屋の中を視覚的に彩るだけではなく、快適な生活を送るために役立つ機能性も併せ持っています。例えば、断熱性のあるカーテンであれば、夏場は強い日差しや高温の外気が部屋に入るのを防いでくれますし、冬場は室内の暖かい空気が外に逃げ出すのを防いでくれる効果を期待できます。エアコンの効果を最大限に引き出してくれるというわけです。また、遮音性のあるカーテンを使えば室外からの騒音を緩和してくれたり、遮光性のあるカーテンなら日光を遮ってくれます。部屋の中で静かにゆったりと読書をして過ごしたい、好きな音楽や映画を騒音に邪魔されずに楽しみたい、睡眠の質を向上させたい、などと考える人にとっては、手放せない存在になるでしょう。
カーテンは、主に遮光を目的として窓などに吊り下げて使用します。また、防音や間仕切り、覗き見の防止などにも役立ちます。